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- 秋田は車がないと回れなさそう
- 角館と秋田のどちらで降りればいいか分からない
- 冬の雪で列車が止まらないか心配
- 新幹線と宿で全部いくらかかるか分からない
秋田の旅行を調べると、レンタカーで男鹿半島や田沢湖を回るモデルコースがたくさん出てきます。車を持っていないと、それだけで行き先から外したくなりますよね。ですが、東京から乗り換えなしで秋田まで走る秋田新幹線「こまち」は、途中で武家屋敷の町、角館(かくのだて)にも停まります。行きのこまちを角館で一度降りるだけで、武家屋敷と秋田の街の両方を車なしで回れます。夜は駅近くの天然温泉のホテルに泊まり、きりたんぽ鍋を食べに出かける組み方です。総額は約6万円です。

秋田って広そうで、車がないと回れない気がするんですけど…。

大丈夫ですよ。こまちを角館で一度降りて、夕方にまたこまちで秋田へ向かうだけです。
行き方、宿、2日間の予定、食事の店、総額までを1本にまとめました。金曜の夜に読んで予約すれば、土曜の昼には角館で比内地鶏の親子丼を食べています。
秋田が車なしで回れる理由

秋田の観光地は、県のあちこちに散らばっています。男鹿半島、田沢湖、乳頭温泉郷を1泊で回ろうとすると、どうしても車が要ります。そこでこのコースでは、こまちの線路の上にある角館と秋田市の2か所に絞りました。どちらも見どころが駅から歩ける範囲にまとまっていて、バスにもタクシーにも乗りません。乗り物は、東京からのこまちと、角館から秋田へのこまちだけです。ここでは、車なしで回れる理由を3つにまとめました。
こまちが角館と秋田の両方に停まる
こまちは、東京駅を出て盛岡まで東北新幹線を走り、そこから在来線の線路に入って秋田へ向かう新幹線です。盛岡と秋田の間で停まる駅のひとつが角館で、東京駅から3時間ほどで着きます。角館で降りて町を歩いたら、夕方のこまちに乗れば48分で秋田に着きます。行きの途中で降りるだけなので、角館に寄っても移動の時間はほとんど増えません。帰りは秋田駅から東京駅まで、こまちで乗り換えなしの3時間50分です。
見どころは駅から歩ける範囲にある
角館の武家屋敷通りは、角館駅から歩いて20分ほどです。通りの途中に昼食の店があり、武家屋敷を2軒見て駅へ戻っても、2時間半ほどで回れます。秋田市では、竿燈(かんとう)まつりの展示館、お城の跡の千秋公園、県立美術館が、駅から歩いて10〜15分の範囲に並んでいます。歩くのは、1日に4kmほどです。歩きやすい靴で行けば、バスの時刻を調べなくても回れます。
宿は秋田駅近くの温泉ホテルに取る
宿は、秋田駅から歩いて8分の「中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田」に取ります。天然温泉の大浴場があるホテルで、角館を歩いた足を休めるのにちょうど良い宿です。角館にも宿はありますが、土曜に1名で泊まれる宿が少なく、夜に開いている店もわずかです。秋田に泊まれば、夕食の店も、2日目の見どころも、帰りのこまちも歩いて行けます。土曜の1名でも、朝食付で1万3千円台から泊まれます。
東京から秋田への行き方

東京から秋田へは、秋田新幹線のこまちで行きます。このコースでは、行きのこまちを角館で降り、角館を歩いてから、夕方のこまちで秋田へ向かいます。土曜の朝8時37分に東京駅を出れば、11時41分には角館です。こまちは全部の席が指定席なので、金曜の夜のうちに、行きの2本と帰りの1本の指定席をまとめて取っておきましょう。飛行機なら羽田から秋田空港まで1時間ほどですが、角館に寄るなら、こまちのほうが乗り換えがなく楽です。
| 区間 | 列車 | 時刻 | 料金 |
|---|---|---|---|
| 東京→角館 | こまち7号 | 8:37→11:41 | 特急券7,760円 |
| 角館→秋田 | こまち23号 | 15:25→16:13 | 特急券1,130円 |
| 秋田→東京 | こまち28号 | 14:14→18:04 | 18,660円(乗車券込み) |
| 行きの乗車券 | 東京→秋田の1枚 | 角館で途中下車 | 10,450円 |
※運賃・時刻はYahoo!乗換案内より(2026年11月の土曜・日曜・2026年10月時点)。指定席の特急券は、時期で数百円上下します。
こまち7号で角館まで3時間
土曜の朝は、東京駅8時37分発の「こまち7号」が使いやすい列車です。上野、大宮、仙台、盛岡と停まり、盛岡を出ると車窓が田んぼと山に変わり、11時41分が角館の到着です。東京駅から乗り換えなしで、座ったまま角館まで行けます。もう少しゆっくり出たい日は、9時08分の「こまち9号」でも12時18分に着きます。その場合、角館で歩く時間は30分ほど短めです。
角館から秋田へはこまちで48分
角館を歩いたら、15時25分の「こまち23号」で秋田へ向かいます。秋田駅には16時13分に着き、ホテルで温泉に入っても、夕食までの時間はたっぷりです。乗り遅れたときも、15時55分、16時22分とこまちが続きます。角館から秋田へは、こまちの特急券を1枚足すだけと覚えておきましょう。
乗車券は東京→秋田の1枚にする
行きの乗車券は「東京→秋田」の1枚を買い、特急券を「東京→角館」と「角館→秋田」の2枚に分けます。

角館と秋田、どっちで降りればいいんですか?切符は別々に買うんですか?

両方で降ります。100kmを超える乗車券は、途中の駅で改札を出ても、その先の分がそのまま使えます。乗車券は東京→秋田の1枚で、角館で途中下車しましょう。
乗車券を「東京→角館」と「角館→秋田」に分けて買うと、合わせて860円高くなります。駅のみどりの窓口か指定席券売機で、乗車券は秋田まで、特急券は角館で区切って買いましょう。
宿はドーミーイン秋田の温泉

秋田で泊まるなら、駅前のホテルが便利です。このコースでは、秋田駅から歩いて8分の「中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田」に泊まります。天然温泉の大浴場があり、夜には無料のラーメン、朝食にはだまこ汁や稲庭うどんなど秋田の郷土料理が並ぶホテルです。角館を歩いた日の夜に、温泉で足を休めてから夕食に出られます。ここでは、宿の様子と土曜の取りやすさ、夕食をとる場所をまとめました。
天然温泉の大浴場と郷土料理の朝食
ドーミーイン秋田は、千秋公園のお堀の向かいに建つホテルです。最上階の大浴場は、内湯が天然温泉で、ぬるっとした手ざわりのお湯が好評です。露天風呂とサウナもあり、湯上がりにはアイスや乳酸菌飲料が無料で置かれています。夜は「夜鳴きそば」と呼ばれる小さなラーメンが、無料でふるまわれます。チェックインは15時から、チェックアウトは11時です。朝食はバイキングで、だまこ汁、稲庭うどん、いぶりがっこなど、秋田の味がひと通り並びます。
楽天トラベルの口コミでは、温泉のお湯、無料のサービス、朝食をほめる声が多く見られます。一方で、部屋の壁が薄く、廊下の足音や話し声が聞こえるという声もありました。お堀側の部屋は眺めが良く、内側の部屋は眺めがないそうです。

こちらの温泉。数々のドーミーインにいってますがヌルヌル度はNo. 1。いつもはサウナにひかれますがこちらに宿泊時は温泉多め、サウナ少なめになるんですよね。

最上階のお風呂は露天風呂が付いており、アメニティもしっかりありました。部屋も広く、連泊で昼過ぎまで寝ていましたが静かで助かりました。

清潔な部屋からは千秋公園のお堀が眺められ、のんびり出来ました。スタッフの方の対応も丁寧で気持ちよかったです。

お湯がトロトロで湯上がりも肌がしっとりする良いお湯でした。客室は広く使いやすいですが、内側の部屋にあたると眺望は良くありません。
※楽天トラベルの口コミ(2026年の宿泊)から、一部を抜き出しています。
土曜の1名でも予約できる宿
宿代は、土曜の1名・朝食付で、1月から3月は1万3千円台です。秋の行楽シーズンや大きな催しのある週末は上がり、素泊まりで2万円前後になる土曜もあります。

人気のホテルだと、土曜に一人では予約できないんじゃないですか?

楽天トラベルで11月から3月の土曜を5回調べると、5回とも1名で予約できました。秋田駅の近くは大きなホテルが多く、土曜の一人でも部屋が見つかりやすい町です。
チェックアウトのあとは、フロントで荷物を預かってもらえます。2日目は荷物を預けたまま街を歩き、帰る前に受け取りましょう。
夕食は秋田駅前まで歩いて食べる
ドーミーイン秋田には、夕食のレストランがありません。夕食は、秋田駅の西口まで歩いて10分ほどの郷土料理の店で食べます。秋田の夜の繁華街、川反(かわばた)までは歩いて15分ほどですが、店によって定休日や臨時の休みが多いので、このコースでは土日も休まない駅前の店にしました。本命の秋田きりたんぽ屋は、きりたんぽ鍋を1人前の小鍋から頼めます。
| 店 | 宿から | 営業時間 | 定休日 | どんな店 |
|---|---|---|---|---|
| 秋田きりたんぽ屋 | 歩いて約10分(秋田駅西口から2分) | 16:45〜24:00(日曜・祝日は17:00〜23:00) | なし | きりたんぽ鍋の専門店(小鍋1,980円) |
| 秋田長屋酒場 | 歩いて約10分(秋田駅から2分) | 16:45〜24:00 | なし | 秋田の地酒と郷土料理の居酒屋(予備) |
※営業時間・料金は食べログの店舗ページより。秋田きりたんぽ屋はお通し1,100円がかかります。
【1日目】角館の武家屋敷から秋田の夜へ

1日目は、こまちで角館まで行き、比内地鶏の親子丼を食べてから、武家屋敷通りを歩きます。15時25分のこまちで秋田へ向かい、ホテルで温泉に入ってから、駅前できりたんぽ鍋を食べる一日です。歩くのは角館で3kmほどだけで、夕方からは温泉と食事でゆっくり過ごせます。角館の武家屋敷は12月から3月は16時で閉まりますが、このコースは15時前に見終わるので、季節で予定を変えなくて済みます。
| 時刻 | 予定 |
|---|---|
| 8:37 | 東京駅からこまち7号 |
| 11:41 | 角館駅に着く。駅のコインロッカーに荷物を入れる |
| 12:00 | 桜の里で比内地鶏の親子丼 |
| 13:15 | 青柳家(あおやぎけ) |
| 14:15 | 石黒家(いしぐろけ) |
| 15:25 | 角館駅からこまち23号 |
| 16:13 | 秋田駅に着く。ドーミーイン秋田にチェックインして温泉 |
| 18:00 | 秋田きりたんぽ屋できりたんぽ鍋 |
| 夜 | ホテルの夜鳴きそば(無料) |
桜の里で比内地鶏の親子丼
角館駅に着いたら、荷物を駅のコインロッカーに入れて、武家屋敷通りへ歩きます。昼食は、通りのそばにある「桜の里」で食べましょう。秋田の地鶏、比内地鶏を使った「究極の比内地鶏親子丼」(1,980円)が名物で、稲庭うどんとのセットも人気です。食事は11時から15時までで、親子丼は数に限りがあります。土日の12時ごろは、店の前に30〜45分ほど並ぶ日があります。並びたくない日は、駅から歩いて10分ほどの「角館そば」(11:00〜14:30・火曜休み・現金のみ)で、地元のそばを食べましょう。
※桜の里の料金と待ち時間は、食べログの口コミ(2026年9〜10月)より。
武家屋敷通りの青柳家と石黒家
武家屋敷通りは、黒板塀と大きなしだれ桜の木が続く、江戸時代の城下町の通りです。中に入れる屋敷がいくつかあり、このコースでは青柳家と石黒家の2軒に入ります。青柳家は約3,000坪の敷地に母屋や蔵が建ち並び、刀や鎧、古いカメラや蓄音機まで展示されている屋敷です。石黒家は、今も子孫の方が住んでいる屋敷で、家の人が部屋の造りや家の歴史を説明してくれます。入館料はどちらも500円です。青柳家は年中無休なので、角館に着いた日に閉まっている心配がありません。
※入館料・開館時間は仙北市の観光情報より。青柳家と石黒家は9:00〜17:00(12〜3月は16:00まで)、石黒家は不定休です。
秋田きりたんぽ屋できりたんぽ鍋
秋田に着いたら、ホテルで温泉に入ってから夕食に出かけます。秋田駅の西口から歩いて2分の「秋田きりたんぽ屋」は、きりたんぽ鍋の専門店です。きりたんぽは、炊いたあきたこまちをつぶして杉の棒に巻き、焼いたもので、鶏のだしの鍋で煮込んで食べます。一人なら小鍋(1,980円)にして、しょっつる鍋や、いぶりがっこなどのつまみを足しましょう。鍋を1人前から頼めるので、一人でも秋田の名物を食べ逃しません。カウンター席もあり、土日も休まず開いています。
【2日目】竿燈と城下町の秋田を歩く

2日目は、朝食のあとホテルに荷物を預け、秋田の街を歩きます。夏の竿燈まつりの展示館で竿燈を持ってみてから、お城の跡の千秋公園を通って、県立美術館で藤田嗣治の大きな壁画を見る予定です。昼は駅前で稲庭うどんを食べ、14時14分のこまちで帰ります。見どころはすべて、ホテルから歩いて15分以内です。どれも屋根の下なので、雨や雪の日も予定を変えずに回れます。
| 時刻 | 予定 |
|---|---|
| 8:00 | ホテルで朝食 |
| 9:15 | チェックアウト。フロントに荷物を預ける |
| 9:30 | ねぶり流し館で竿燈を持ってみる |
| 10:30 | 千秋公園を歩く |
| 11:15 | 秋田県立美術館で「秋田の行事」 |
| 12:30 | ホテルで荷物を受け取る |
| 12:45 | 佐藤養助 秋田店で稲庭うどん |
| 14:14 | 秋田駅からこまち28号(東京18:04着) |
ねぶり流し館で竿燈を持ってみる
ホテルから西へ歩いて15分ほどの「ねぶり流し館」(秋田市民俗芸能伝承館)は、毎年8月3日から6日に開かれる竿燈まつりの展示館です。1階のホールには本物の竿燈が立ち、竿燈を持ち上げてみる体験のコーナーがあります。高さ10mを超える竿燈を、手のひらや額、腰にのせて支える技の重さが、少し持つだけで分かります。開館は9時30分から16時30分で、観覧料は130円です。隣の赤れんが郷土館と合わせた共通券(370円)にすれば、明治の銀行の建物も見られます。
千秋公園と県立美術館の「秋田の行事」
ねぶり流し館から東へ戻ると、秋田藩の久保田城の跡、千秋公園があります。お堀と石垣が残る公園で、春は桜、夏はお堀の蓮の花が見どころです。公園の入口の向かいに建つ秋田県立美術館では、藤田嗣治が1937年の秋田を描いた大壁画「秋田の行事」を見ましょう。縦3.65m、横20.5mの1枚の絵に、竿燈まつりや冬の雪の行事、秋田の人の暮らしが描かれています。美術館の建物は、建築家の安藤忠雄が設計したもので、建物そのものも見どころです。開館は10時から18時で、観覧料は310円です(特別展の時期は料金が変わります)。
佐藤養助で稲庭うどんを食べて帰る
美術館を出たら、ホテルで荷物を受け取り、秋田駅前の西武秋田店の地下1階にある「佐藤養助 秋田店」へ向かいます。創業160年をこえる稲庭うどんの老舗の直営店で、秋田駅から歩いて3分です。細くてつるつるした稲庭うどんを、しょうゆと胡麻味噌の2つのつゆで食べる定番の「二味せいろ」(1,000円)を頼みましょう。昼の営業は11時から15時までで、休みは西武の休館日だけです。食べ終えたら、駅でお土産を買って、14時14分のこまちに乗りましょう。
秋田1泊2日の費用の目安

秋田の1泊2日にかかるお金を、こまちの往復、宿、食事と入館料に分けて積み上げました。宿は1月の土曜の料金で、交通費は指定席の通常期の料金です。こまちの往復だけで3万8千円かかるので、総額は約6万円で、このブログの標準の予算(3〜5万円)より1万円ほど上になります。そのぶん、乗り換えなしで東北の城下町と郷土料理を2日で楽しめます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| こまち(行き・東京→角館→秋田) | 19,340円 |
| こまち(帰り・秋田→東京) | 18,660円 |
| ドーミーイン秋田(土曜1名・朝食付) | 13,560円 |
| 1日目の昼(桜の里の親子丼) | 1,980円 |
| 1日目の夜(きりたんぽ鍋の小鍋・お通し・飲み物1杯) | 3,700円 |
| 2日目の昼(佐藤養助の二味せいろ) | 1,000円 |
| 入館料(青柳家・石黒家・ねぶり流し館・県立美術館) | 1,440円 |
| 角館駅のコインロッカー | 500円 |
| 合計 | 60,180円 |
※宿代は楽天トラベルの土曜の料金(2027年1月)で、時期で上下します。夕食の飲み物とロッカー代は目安です。
交通費はこまちの往復で3万8千円
東京から秋田までは、こまちで片道18,660円です。行きは角館で降りるので、特急券を2枚に分けて19,340円になり、帰りと合わせると38,000円になります。角館で途中下車しても、増えるのは680円だけです。秋田に着いてからは、バスにもタクシーにも乗らないので、現地の交通費はかかりません。指定席の特急券は、年末年始や連休などの繁忙期は高く、1月中旬から2月などの閑散期は安くなります。
宿は朝食付で1万3千円台から
ドーミーイン秋田の土曜の1名・朝食付は、1月から3月はおおむね1万3千円台です。11月や12月の一部の土曜は、素泊まりでも2万円前後に上がり、朝食付のプランが出ていない日もあります。朝食を付けずに泊まり、当日にホテルで朝食を頼むこともできます。口コミでは、当日に頼んだ朝食が2,000円だったという声がありました。1月から3月の土曜を選ぶと、総額が6万円前後に収まります。
総額は約6万円で上乗せ枠
総額は約6万円で、標準の予算より1万円ほど上の「上乗せ枠」の行き先です。同じ東北の盛岡(約5万6千円)と比べても、4千円ほど高くなります。差の多くは、角館で途中下車するための特急券と、秋田までの距離の分です。食事は3回とも2千円前後に収まるので、こまちと宿を取ってしまえば、あとのお金はほとんど増えません。夕食でお酒を足しても、6万円台前半で収まります。
秋田旅行のよくある質問

最後に、秋田の1泊2日でよく迷うところをまとめました。角館に泊まる場合、田沢湖や乳頭温泉、男鹿のなまはげ、季節の違い、冬の雪、荷物の置き場所についてです。どれも、予約の前に気になりやすいところです。答えはどれも、このコースを少し入れ替えるだけで済む形にしました。秋田がはじめてなら、角館に泊まるかどうかの質問から読むと決めやすくなります。
角館に泊まった方がいい?
1泊2日なら、秋田に泊まるほうが楽です。角館の宿は、楽天トラベルで土曜の1名を調べると、駅前と武家屋敷のまわりの数軒しか出てきません。夜に開いている食事の店も少なく、夕食が取りにくい町です。角館の朝の静かな武家屋敷を歩きたい人は、2泊3日にして1泊目を角館にしましょう。その場合も、2泊目は秋田に泊まると、帰りのこまちに乗りやすくなります。
田沢湖や乳頭温泉には行ける?
車なしの1泊2日で、角館と田沢湖、乳頭温泉を全部回るのは大変です。田沢湖へは角館の隣の田沢湖駅からバスで行けますが、バスの本数が少なく、待ち時間で半日が過ぎてしまいます。乳頭温泉郷の宿は、土曜の1名ではほとんど予約できません。田沢湖や乳頭温泉に行きたいなら、角館と入れ替えて、もう1泊足しましょう。このコースのまま行くなら、角館を見る時間で田沢湖へ行く形になります。
男鹿のなまはげは見られる?
男鹿半島へは、秋田駅からJR男鹿線で1時間ほどです。男鹿駅から先は、なまはげ館や入道崎を回る予約制の乗り合いタクシー「なまはげシャトル」を使うと、車なしでも回れます。ただし、男鹿へ行くと1日がかりになるので、このコースの2日目と入れ替えることになります。なまはげを見たい人は、2日目を男鹿にして、秋田市内は1日目の夜だけにしましょう。帰りのこまちは、1本遅い15時12分の列車にすると余裕があります。
季節で何が変わる?
コースはどの季節も同じで、変わるのは宿代と、見どころの景色です。角館は、4月下旬から5月上旬にしだれ桜が咲き、武家屋敷通りがいちばん混む時期です。8月3日から6日は秋田の竿燈まつりで、ホテルの料金が大きく上がります。秋は武家屋敷通りの紅葉がきれいで、桜の里の行列も長くなります。冬は雪が積もるので、底がすべりにくい靴で行きましょう。武家屋敷は12月から3月は16時で閉まりますが、このコースでは15時前に見終わります。
冬の雪でこまちは止まる?
こまちは冬も毎日走っていますが、大雪や強い風の日は、盛岡と秋田の間で遅れたり、運休したりすることがあります。冬に行くなら、帰りのこまちは早めの列車にしておくと安心です。運休したこまちの特急券は、手数料なしで払い戻しができます。
荷物はどこに置く?
1日目は、角館駅のコインロッカーに荷物を入れて歩きます。武家屋敷通りまでは駅から20分ほど歩くので、大きな荷物は持たないほうが楽です。2日目は、チェックアウトのあとホテルのフロントに預け、帰る前に受け取ります。ロッカーと宿のフロントを使えば、2日間とも手ぶらで歩けます。リュック1つにまとめておくと、こまちの乗り降りも楽です。
まとめ

秋田の1泊2日は、東京からこまちで角館まで約3時間です。1日目は、角館で比内地鶏の親子丼を食べ、武家屋敷通りの青柳家と石黒家を見てから、夕方のこまちで秋田へ向かいます。秋田駅から8分のドーミーイン秋田に泊まり、温泉に入ってから、駅前できりたんぽ鍋を食べます。土曜も一人で、朝食付で泊まれました。2日目は、ねぶり流し館で竿燈を持ち、千秋公園と県立美術館の「秋田の行事」を見て、稲庭うどんを食べてから14時14分のこまちで帰ります。総額は約6万円です。今週末を東北の城下町で過ごしたいなら、金曜の夜にこまちと宿を予約して、土曜の朝に出かけましょう。
- 東京から角館までこまちで約3時間
- 乗車券は東京→秋田の1枚で角館で途中下車
- 角館では桜の里の親子丼と武家屋敷2軒
- 宿は秋田駅から8分のドーミーイン秋田
- 土曜も1名・朝食付1万3千円台から
- 夕食は駅前できりたんぽ鍋を1人前から
- 2日目は竿燈と千秋公園と県立美術館
- 総額の目安は約6万円
写真:Wikimedia Commonsより。「Gate of Ishiguro Samurai House 202210」「Gate of Aoyagi Samurai House 20161106b」「Akita City Folk Performing Arts Heritage Center 20210802a」「Akita Museum of Art 20220409」掬茶(CC BY-SA 4.0)、「Kakunodate (7373828716)」KimonBerlin(CC BY-SA 2.0)、「AkitaStationFromOverpass」Ippukucho(CC BY 3.0)、「Senshu park – Akita – 2024 March 28」「Kiritanpo in Akita 2024 Mar 27」Nesnad(CC BY 4.0)、「千秋公園の紅葉04」くろふね(CC BY-SA 4.0)。写真を切り出し、文字を入れています。



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