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- 福島駅のまわりは何もなさそう
- 行ってもつまらなそう
- 新幹線代を払ってまで行く場所?
- 車がないと回れない県では?
福島は、名所を次々に回る旅には向きません。そのかわり、温泉に入って、ゆっくりするための旅なら、東京から2時間半で叶います。目的地は、福島駅から電車で23分の飯坂温泉です。駅前から温泉街が始まり、数百円で入れる共同浴場が8つあります。見て回る場所が少ないぶん、着いたらすぐ湯に入り、宿の露天風呂で夜までのんびり過ごせるのが、この旅のよさです。2日目は、電車で2駅の果樹園でりんごを食べて、果物を山盛りにしたパフェで締めくくります。

福島って、行っても何もなさそうで…。わざわざ新幹線で行くほどなんでしょうか?

回る名所が少ないから、着いたら湯に入って、あとはゆっくりできるんです。予定を詰めない週末にちょうどいい場所ですよ。
この記事では、東京からの行き方、湯めぐりのしかた、宿、2日間の時刻、食事の店、総額までを1本にまとめました。金曜の夜に読んで予約すれば、土曜の昼にはもう湯に浸かれます。
福島は温泉でゆっくりする1泊2日

福島の1泊2日は、福島駅で降りて街を歩く旅ではありません。駅で福島交通の飯坂線に乗り換えて、終点の飯坂温泉まで行きます。飯坂温泉は、駅を出たところから旅館と共同浴場が並ぶ温泉街です。1日目は湯に入る以外の予定をほとんど入れず、2日目に少しだけ果樹園へ足をのばします。車がなくても、電車と歩きだけで回れます。
着いてすぐ湯に入れる飯坂温泉
東京駅を11時に出ると、飯坂温泉には13時23分に着きます。駅前の店で昼を食べたら、宿のチェックインを待たずに共同浴場へ。福島駅は乗り換えるだけなので、迷う場面はほとんどありません。宿は駅から歩いて3分なので、重い荷物を持って歩き回ることもありません。
気が向いたら入る共同浴場
飯坂温泉には、福島市が営む公衆浴場が8つあります。いちばん古い鯖湖湯(さばこゆ)は、松尾芭蕉も入ったと伝わる共同浴場です。どこもシャワーや蛇口はなく、湯船の湯をくんで体を流す昔ながらの造りで、入浴料は400〜500円。宿に着く前に1つ、夕食のあとに1つ、翌朝に1つと、好きな時間に入れます。
2日目は果樹園でのんびり
2日目は、飯坂温泉駅から電車で2駅の医王寺前駅で降りて、20分ほど歩いた先のまるせい果樹園へ向かいます。秋から初冬は、りんご狩りが30分の食べ放題です。敷地の中にある農家カフェ「森のガーデン」では、その季節の果物を使ったパフェが食べられます。じゃらんの口コミでは、一人旅の人の評価が4.6と高い果樹園です。
東京から飯坂温泉への行き方

東京から飯坂温泉へは、東北新幹線で福島へ行き、福島交通の飯坂線に乗り換えます。新幹線は1時間31分、飯坂線は23分で、乗り換えは1回だけです。帰りは2日目に寄る果樹園の最寄りの医王寺前駅から乗り、福島で新幹線に乗り換えます。
| 区間 | 時刻(例) | 料金(片道) |
|---|---|---|
| 東京→福島(やまびこ135号) | 11:00→12:31 | 9,330円 |
| 福島→飯坂温泉(飯坂線) | 13:00→13:23 | 430円 |
| 飯坂温泉→医王寺前(飯坂線) | 9:45→9:49 | 180円 |
| 医王寺前→福島(飯坂線) | 13:04→13:23 | 400円 |
| 福島→東京(やまびこ56号) | 13:51→15:24 | 9,330円 |
※2026年10月24日(土)・25日(日)のYahoo!乗換案内で検索した例。新幹線は乗車券5,060円+指定席特急券4,270円(通常期)。
新幹線で福島まで1時間半
東京駅から東北新幹線の「やまびこ」か「つばさ」に乗ります。福島までは1時間31分で、片道は指定席で9,330円です。土曜の昼前の便は混むこともあるので、金曜の夜にえきねっとや駅の券売機で席を取っておくと安心です。自由席なら530円安くなります。
福島交通飯坂線で23分
福島駅の東口側に、飯坂線のホームがあります。終点の飯坂温泉までは23分、運賃は430円です。日中はおおむね20〜25分に1本走っているので、時刻を細かく決めなくても待たずに乗れます。
帰りは医王寺前駅から
2日目は、飯坂温泉駅から2駅の医王寺前駅で降りて果樹園へ行き、帰りもこの駅から福島へ戻ります。医王寺前から福島までは19分・400円です。福島駅では新幹線の乗り換えに20〜30分あるので、駅の売店でおみやげを選ぶ時間もとれます。
湯めぐり手形の損得

飯坂温泉の公衆浴場を3つ回るなら、福島市が売っている「飯坂温泉 湯めぐり手形」が便利です。木の札の形をした入浴券で、入るたびに浴場ごとのスタンプが押されます。ここでは、1回ずつ払った場合と比べてどれだけ得になるか、どこで買えるかをまとめます。
1,000円で公衆浴場3か所
湯めぐり手形は1,000円で、8つの公衆浴場から3か所に入れます。浴場はA・B・Cの3つのグループに分かれていて、各グループから1か所ずつ選ぶ仕組みです。有効期限は2027年3月31日までです。
| グループ | 浴場 | 入浴料(大人1回) |
|---|---|---|
| A | 鯖湖湯・波来湯 | 鯖湖湯400円・波来湯500円 |
| B | 八幡の湯・大門の湯・導専の湯 | 各400円 |
| C | 仙気の湯・十綱湯・天王寺穴原湯 | 各400円 |
※福島市の発表(2025年1月21日・2026年5月29日)より。入浴料は2025年2月1日からの料金。
1回ずつ払った場合との差
1回ずつ払うと、鯖湖湯400円+Bグループ400円+Cグループ400円で1,200円です。手形は1,000円なので、差は200円です。Aグループで波来湯を選ぶと1回券の合計は1,300円になり、差は300円に広がります。

200円の差なら、1回ずつ払っても変わらない気もします。手形にする意味ってありますか?

3つ入るなら、手形のほうが200〜300円安くなります。小銭を出す手間もなくなるので、湯めぐりをするなら手形にしましょう。
手形を買える場所と売り切れたとき
手形は、福島交通の飯坂温泉駅、飯坂温泉観光協会、パルセいいざか、旧堀切邸の4か所で売っています。着いたらまず、飯坂温泉駅の窓口で買っておきましょう。2026年版は200個限定で、売り切れていたら1回ずつ払えば入れます。
| 飯坂温泉の公衆浴場(土日の営業) | |
|---|---|
| 鯖湖湯・波来湯・導専の湯 | 6:00〜21:00 |
| 大門の湯・天王寺穴原湯・仙気の湯 | 土日は13:00〜21:00 |
| 八幡の湯・十綱湯 | 土日は6:00〜13:00 |
| 休館日 | 鯖湖湯=月曜、波来湯・八幡の湯=火曜、天王寺穴原湯=水曜、大門の湯・仙気の湯=木曜、導専の湯・十綱湯=金曜(祝日は営業) |
※福島市の発表(2025年1月21日)より。土曜・日曜に休む浴場はありません。
宿は駅から歩いて3分の湯乃家

宿は「展望露天風呂の宿 湯乃家」です。飯坂温泉駅から歩いて3分で、9階に総ひのき造りの展望露天風呂があります。一人で泊まれる和洋室があり、土曜も2食付で予約できます。夕食は宿でとるので、夜に店を探して歩く必要はありません。
土曜に一人で泊まれる宿の選び方
飯坂温泉の旅館は、土曜の一人客を受けていないところが少なくありません。楽天トラベルで22軒の土曜を調べると、半分近くの宿で1名の空きがほとんど出ませんでした。同じ日でも2名なら空いている宿が多く、一人の土曜を受けていない形です。

温泉旅館って、土曜は一人だと泊まれないところが多いんですよね…。

湯乃家は、10月から2月の土曜を17回調べて、12回は1名で予約できました。駅から3分で、2食付が2万3千円からです。
湯乃家の部屋とお風呂
一人で泊まるときは、リニューアルした「おひとり様向けの和洋室」(9畳・ベッド1台・トイレ付)になります。部屋にお風呂はなく、使うのは3階の内風呂と9階の展望露天風呂の2か所です。15時から17時はロビーでワインを4種類飲めて、17時から21時は湯上がりにかき氷を自分で作れます。
| 展望露天風呂の宿 湯乃家 | |
|---|---|
| 場所 | 福島市飯坂町(飯坂温泉駅から歩いて3分) |
| 土曜の1名・2食付 | 23,000〜26,000円(夕食のメインで変わる。あわび・豆乳しゃぶしゃぶ・和牛ステーキ) |
| 一人用の部屋 | おひとり様向けの和洋室(9畳・ベッド1台・トイレ付・部屋に風呂なし) |
| お風呂 | 9階の展望露天風呂(総ひのき・温度の違う湯船が2つ)、3階の内風呂 |
| 無料のサービス | ウェルカムワイン(15:00〜17:00)、湯上がりのかき氷(17:00〜21:00) |
| 夕食 | 18:00/18:30/19:00から選ぶ(2階の食事会場) |
| 評価 | 楽天トラベル 4.27(865件・2026年10月時点) |
泊まった人の声
楽天トラベルの口コミでは、展望露天風呂と料理の量、スタッフの明るい応対をほめる声が多く見られます。一方で、展望露天風呂は脱衣所も外にあるので、寒い季節は冷えるという声もあります。

フロントの方も食事会場の方も丁寧で、気持ちよく過ごせました。3階の内風呂と9階の展望風呂はどちらも空いていて、ゆっくり入れました。展望風呂は脱衣所も外なので、季節によってはかなり冷えます。内風呂で温まってから行けばよかったです。

展望露天風呂も内湯もバスタオルが使い放題で快適でした。朝ご飯のおかずも少しずつ変わり、毎日おいしくいただきました。外湯にも駅にも近い、とてもよい宿でした。

部屋も広く、ゆっくり過ごせました。朝と夜の食事はとてもおいしくて大満足です。

展望露天風呂にはとても癒されました。スタッフの対応も適切でした。
※楽天トラベルの口コミ(2026年4〜6月)を要約しています。
【1日目】湯めぐりでのんびり

1日目は、飯坂温泉に着いたら円盤餃子の昼を食べて、共同浴場に1つ入ります。温泉街の屋敷で足湯をして、名物のラヂウム玉子をつまんだら、もう宿へ。夕食のあとにもう1つ共同浴場に入って、この日はおしまいです。見て回る予定はこれだけなので、時間を気にせず過ごせます。
| 時刻 | 1日目(土) |
|---|---|
| 11:00 | 東京駅から東北新幹線やまびこ135号 |
| 12:31 | 福島に着く → 13:00 飯坂線 |
| 13:23 | 飯坂温泉に着く → 駅で湯めぐり手形を買う |
| 13:30 | 昼食:麺飯酒家 万来の円盤餃子(駅から歩いて1分) |
| 14:30 | 鯖湖湯(手形の1つ目) |
| 15:15 | 旧堀切邸の足湯 → 阿部留商店でラヂウム玉子 |
| 15:45 | 湯乃家にチェックイン → ウェルカムワイン → 展望露天風呂 |
| 18:00 | 夕食(宿) |
| 20:00 | 大門の湯か導専の湯(手形の2つ目・21時まで) |
昼は駅前の万来で円盤餃子
飯坂温泉駅を出てすぐの「麺飯酒家 万来」は、福島名物の円盤餃子を昼から出している店です。フライパンに丸く並べて焼いた餃子が、皿いっぱいの円になって出てきます。口コミでは、20個ほど並んでもあっさりしていて食べやすいという声があります。カウンター席が8席あるので、一人でも入りやすい店です。
| 麺飯酒家 万来 | |
|---|---|
| 場所 | 飯坂温泉駅から歩いて1分(駅から86m) |
| 営業時間 | 11:00〜15:00/17:30〜23:00 |
| 定休日 | 火曜 |
| 予算 | 1,000〜2,000円 |
| 席 | 20席(カウンター8席) |
| 予約 | できない |
| 支払い | カード・電子マネー・PayPayが使える |
万来が満席のときは、駅から歩いて3分の「笑楽庵」でラーメンやそばが食べられます(11:00〜16:00・木曜休み)。
芭蕉も入ったと伝わる鯖湖湯
昼を食べたら、駅から歩いて5分ほどの鯖湖湯へ。飯坂の共同浴場の中でいちばん古く、松尾芭蕉も入ったと伝わる湯です。今の建物は1993年に建て直したもので、昔の姿を残した木造の湯小屋です。シャワーや蛇口はなく、湯船の湯をくんで体を流します。飯坂の湯は熱めなので、かけ湯を多めにして、ゆっくり体を沈めましょう。宿に入る前に寄るので、タオルは家から1枚持っていきます。
旧堀切邸の足湯とラヂウム玉子
湯から上がったら、温泉街の「旧堀切邸」へ。明治時代の主屋が残る豪農・豪商の屋敷で、無料で入れます。庭を眺めながら入れる足湯もあるので、湯上がりの足をもう一度温めましょう(9:00〜21:00)。駅のそばの「阿部留商店」は、飯坂名物の温泉卵「ラヂウム玉子」の店です。湯上がりのおやつに、宿へ戻る前に寄りましょう(8:00〜19:00・火曜休み)。
ここまで見たら、15時45分ごろに宿へ入りましょう。17時まではロビーでワインが飲めます。展望露天風呂で日が暮れていく温泉街を眺めたら、18時からは宿の夕食です。夕食のあと、手形の2つ目は21時まで開いている大門の湯か導専の湯へ。湯冷めしないうちに宿へ戻って休みます。
【2日目】果樹園でりんごとパフェ

2日目は、朝に手形の3つ目の湯に入って、宿で朝食をとります。チェックアウトしたら飯坂線で2駅戻り、まるせい果樹園へ。開店直後のカフェでパフェを食べ、りんご狩りで30分の食べ放題を楽しみます。昼すぎの電車で福島へ戻り、新幹線で帰ります。
| 時刻 | 2日目(日) |
|---|---|
| 6:30 | 十綱湯(手形の3つ目・日曜は6:00〜13:00) |
| 7:30 | 朝食(宿) |
| 9:30 | チェックアウト → 9:45 飯坂線 → 9:49 医王寺前 |
| 10:10 | 農家カフェ 森のガーデンでパフェ(駅から歩いて20分ほど) |
| 11:00 | まるせい果樹園でりんご狩り(30分)→ 直売所 |
| 13:04 | 医王寺前から飯坂線 → 13:23 福島 |
| 13:51 | 福島から東北新幹線やまびこ56号 → 15:24 東京 |
朝湯と朝食・チェックアウト
日曜の朝は、十綱湯が6時から13時まで開いています。宿から温泉街を歩いて、朝いちばんの湯に入りましょう。宿に戻って朝食をとったら、9時半ごろにチェックアウトします。荷物はそのまま持って飯坂温泉駅へ。医王寺前駅までは4分・180円です。
森のガーデンのパフェ
医王寺前駅から果樹園までは、歩いて20分ほどです。まず、果樹園の中にある農家カフェ「森のガーデン」へ。開店の10時すぎに着けば、待たずに座れることが多いでしょう。桃の季節の土曜は1時間以上並んだという口コミもあるほどの人気店です。秋は、梨・りんご・ぶどう・柿など、その時期の果物を全部のせた「まるせいスペシャル」が食べられます。食べログの口コミでは、まるせいスペシャルが1,600円、果物1種類のパフェは800〜900円ほどです。
| 農家カフェ 森のガーデン | |
|---|---|
| 場所 | 福島市飯坂町平野(まるせい果樹園の中・医王寺前駅から歩いて20分ほど) |
| 営業時間 | 10:00〜16:00(土日祝も同じ) |
| 営業期間 | 5月〜12月(1月〜4月は休み) |
| 予算 | パフェ1種類800〜900円ほど、まるせいスペシャル1,600円(食べログの口コミより) |
| 予約 | できない |
※まるせい果樹園公式サイト・食べログ(2026年10月)より。
まるせい果樹園でりんご狩り
パフェのあとは、11時からのりんご狩りへ。受付は直売所で、20分ごとにスタッフが園地へ案内してくれます。収穫の道具は無料で借りられ、食べごろの木を教えてもらえるので、初めてでも迷いません。30分の食べ放題で、時期によって秋映・シナノスイート・シナノゴールド・陽光・ふじと品種が変わります。じゃらんのりんご狩りのページから前日でも予約できるので、金曜の夜に土曜か日曜の枠を取っておきましょう。
| まるせい果樹園のりんご狩り | |
|---|---|
| 料金 | 土日祝は大人880円(平日は660円) |
| 時間 | 30分の食べ放題・9:00〜16:00(最終入場15:00) |
| 期間 | 2026年は10月10日〜12月6日 |
| 予約 | じゃらん遊び体験(カード払い・前日でも予約できる) |
| 直売所 | かずちゃん直売所 8:15〜17:00(果物やジュースを買える) |
※まるせい果樹園公式サイト・じゃらん遊び体験より。生育や天候で中止の連絡が来ることがあります。
りんご狩りを終えたら、直売所でおみやげのりんごやジュースを選び、医王寺前駅へ歩いて戻りましょう。13時4分の電車で福島に出て、13時51分の新幹線に乗れば、15時半前に東京に着きます。
飯坂温泉1泊2日の費用(総額)

このコースの総額は、土曜に泊まる例で約4万7千円です。いちばん大きいのは宿の2食付の2万3千円で、交通費が往復の新幹線と飯坂線を合わせて2万円ほど。残りは昼食と湯めぐり、果樹園の料金です。夕食は宿でとるので、夜の食事代はかかりません。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 東京→飯坂温泉(新幹線指定席+飯坂線) | 9,760円 |
| 飯坂温泉→医王寺前(飯坂線) | 180円 |
| 医王寺前→東京(飯坂線+新幹線指定席) | 9,730円 |
| 昼食(万来の円盤餃子) | 1,500円 |
| 湯めぐり手形 | 1,000円 |
| 湯乃家(土曜の1名・2食付) | 23,000円 |
| パフェ(森のガーデン) | 900円 |
| りんご狩り(土日祝) | 880円 |
| 合計 | 46,950円 |
※宿代は2026年11月14日(土)の楽天トラベルの料金です。食事代は目安です。
交通費は2万円ほど
新幹線の往復が18,660円、飯坂線が3回で1,010円、交通費は合わせて19,670円です。新幹線を自由席にすると、往復で1,060円安くなります。土曜の昼前と日曜の午後は混むこともあるので、確実に座りたいなら指定席にしましょう。
宿は2食付で2万3千〜2万6千円
湯乃家の土曜の1名・2食付は、夕食のメインで23,000〜26,000円の3段階です。いちばん安いのがあわびの踊り焼きのプランで、豆乳しゃぶしゃぶ、和牛ステーキの順に上がります。夕食も宿でとるので、温泉街で店を探したり、予約したりする手間はありません。
総額は予算5万円の中に収まる
総額の約4万7千円は、予算3〜5万円の上のほうに収まります。新幹線を自由席にすれば、4万6千円を切る計算です。宿の夕食を和牛ステーキのプランにすると、5万円をわずかに超えます。
福島・飯坂温泉旅のよくある質問

最後に、飯坂温泉の1泊2日でよく迷うところをまとめました。一人での果物狩り、共同浴場の入り方、季節ごとの果物、冬の過ごし方、宿が埋まっていたとき、名所も回りたいときについてです。
一人で果物狩りに行って浮かない?
浮きません。まるせい果樹園は、受付から20分ごとにスタッフが園地へ案内する仕組みで、一人でもそのまま加わる形です。じゃらんの口コミでは、一人旅の人の評価が4.6と、家族連れやカップルよりも高くなっています。食べ放題の30分は、自分のペースで好きな木を回れます。
共同浴場は熱い?タオルは要る?
飯坂の湯は熱めです。宿の口コミでも「飯坂の湯はあつい」という声が多く、入る前にかけ湯を多めにすると体が慣れます。公衆浴場にはシャワーや蛇口がなく、湯船の湯をくんで体を流します。宿の部屋にあるタオルを1枚持って出かけましょう。
季節ごとにどの果物が食べられる?
まるせい果樹園では、6月から12月まで季節ごとに果物狩りの品目が変わります。
| 時期 | 果物 |
|---|---|
| 6月〜7月上旬 | さくらんぼ |
| 7月中旬〜9月 | 桃 |
| 8月下旬〜11月 | 梨(幸水・豊水・二十世紀・ラ・フランス) |
| 9月〜10月 | ぶどう(巨峰・シャインマスカット) |
| 10月〜12月 | りんご |
※まるせい果樹園の「くだもの食べ頃カレンダー」より。気候で前後します。
1月〜4月に行くなら?
1月から4月は、果物狩りも森のガーデンも休みになります。この時期は、2日目も温泉街で過ごしましょう。朝に十綱湯へ入ったら、昼すぎまで開いている八幡の湯や、13時から開く天王寺穴原湯をめぐって、湯めぐりで1泊2日を組み立てます。寒い季節ほど、熱めの飯坂の湯がありがたく感じられます。
湯乃家が埋まっていたら?
湯乃家の一人用の部屋は数が少ないので、埋まっていることもあります。その場合は、飯坂温泉駅から歩いて11分の「伊勢屋旅館」が候補です。素泊まりだけの宿で、土曜の1名は7,400円から。大浴場・別館・野天風呂の3つの湯があり、口コミでは野天風呂の評価が高い宿です。入湯税150円が別にかかります。
夕食は、温泉街にある円盤餃子の「餃子の照井 飯坂本店」へ。夜の営業が中心で、餃子がなくなりしだい終わるので、早めに行きましょう(水曜休み)。
名所もしっかり回りたいなら?
鶴ヶ城や大内宿など、福島の名所を回りたいなら、会津若松がおすすめです。東京から新幹線と在来線で行けて、周遊バスで見どころを回れます。詳しくは「会津若松・大内宿の1泊2日モデルコース」にまとめました。
まとめ

福島の1泊2日は、名所を回る旅ではなく、温泉に入ってゆっくりする旅です。福島駅から23分の飯坂温泉で、共同浴場を3つめぐり、宿の展望露天風呂で夜まで過ごします。2日目は果樹園でりんごとパフェを味わって、昼すぎには帰りの新幹線へ。総額は約4万7千円です。今週末を休む日にしたいなら、金曜の夜に新幹線と湯乃家、りんご狩りを予約して、土曜の昼に出発しましょう。
- 東京から新幹線と飯坂線で2時間半
- 福島駅は乗り換えるだけ
- 湯めぐり手形で共同浴場を3つ
- 芭蕉も入ったと伝わる鯖湖湯
- 昼は駅前で円盤餃子
- 宿は駅から3分の湯乃家
- 2日目は果樹園でりんご狩りとパフェ
- 総額の目安は約4万7千円
写真:「Fukushima Kotsu Iizaka Line Iizaka-Onsen Station」Purplepumpkins(CC BY-SA 3.0)、「Rosaceae Malus pumila Var domestica Apples Fuji」Aomorikuma(CC BY-SA 3.0)、「Dumplings Iizaka famous hot spring, Fukushima-city, Japan」Katorisi(CC BY-SA 3.0)、「Iizaka Onsen 26-Aug-2018」皓月旗(CC BY-SA 4.0)。いずれもWikimedia Commonsより。そのほかの写真もWikimedia Commonsのパブリックドメイン・CC0の写真です。




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