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- 東京から4時間かかる広島が1泊2日で足りるか分からない
- 宮島は1日目と2日目のどちらに行けばいいか決められない
- 広島と宮島のどちらに泊まればいいか迷う
- 新幹線と宿で全部いくらかかるか分からない
広島は、東京から新幹線ののぞみ1本、4時間ほどで着く町です。着くのが昼すぎなので、原爆ドームと厳島神社を1泊2日で両方回るのは慌ただしい、と感じるかもしれません。ですが、1日目は平和記念公園、2日目は朝の宮島と1日に1か所へ絞れば、どちらもゆっくり見られます。宿は広島駅から歩いて3分の大浴場つきのホテルに取り、帰りの新幹線にも宮島へのJRにもすぐ乗れる形にしました。総額は約7万円です。新幹線の往復が4万円弱、朝食付の宿が1万7千円ほど、残りが食事と入場料です。

着くのがお昼すぎだと、原爆ドームと宮島を両方回るのは無理じゃないですか?

大丈夫ですよ。1日目の午後に平和記念公園、2日目の朝に宮島と分ければ、どちらも急がずに回れます。
行き方、宿、2日間の予定、食事の店、総額までを1本にまとめました。金曜の夜に読んで予約すれば、土曜の13時には広島駅でお好み焼きを食べています。
広島・宮島が車なしで回れる理由

広島の観光というと、宮島に尾道や呉まで加えて車で回る記事がよく見つかります。ですが、原爆ドームも厳島神社も、広島駅から電車と船で行ける場所です。原爆ドームへは路面電車、宮島へはJRとフェリーを使い、どちらも乗り換えは1回もありません。乗り物はどれも本数が多く、時刻表を調べ込まなくても困りません。ここでは、車なしで回れる理由を3つにまとめました。
広島駅から路面電車で原爆ドームまで約20分
路面電車(広島電鉄)の広島駅電停は、広島駅の駅ビルの2階、JRの中央改札口と同じ階にあります。2号線か6号線に乗れば、乗り換えなしで原爆ドーム前電停まで約20分です。運賃はどこまで乗っても240円で、昼間は数分おきに来るので、時刻表を見ずに乗れます。交通系ICカードもそのまま使えます。降りた目の前が原爆ドームで、平和記念公園と資料館へは歩いて数分です。
宮島へはJRとフェリーで約45分
宮島へは、広島駅からJR山陽本線で宮島口駅まで28分(420円)、そこから歩いて5分の桟橋でフェリーに乗り換えて10分です。山陽本線は朝の時間帯なら15分おきに出ています。フェリーの運賃は片道200円で、宮島に渡るときだけ、廿日市市の宮島訪問税100円が運賃と一緒にかかります。乗り換えを入れても、広島駅から宮島まで45分ほどです。
宿は広島駅の新幹線口に取る
宿は、広島駅の新幹線口から歩いて3分の「ヴィアインプライム広島新幹線口<紅葉の湯>」に取ります。JR西日本グループのホテルで、最上階に露天風呂つきの大浴場があります。1日目は駅に着いたらすぐ荷物を預けられ、2日目は宮島へのJRにも帰りの新幹線にも歩いてすぐです。土曜の1名でも、朝食付で1万5千〜2万円台で泊まれます。
東京から広島への行き方

東京から広島へは、東海道・山陽新幹線ののぞみで乗り換えなしで行けます。土曜の朝9時に東京駅を出れば、12時56分には広島駅です。帰りは、広島駅15時03分発ののぞみに乗れば、19時前に東京へ戻れます。飛行機なら羽田から1時間20分ほどですが、広島空港から広島駅まではバスでさらに50分ほどかかります。乗り換えのない新幹線なら、車内で寝ていても広島に着くのが気楽なところです。
| 行き方 | 着く場所 | 片道 | 広島駅まで |
|---|---|---|---|
| のぞみ(指定席) | 広島駅(東京9:00→12:56) | 19,760円 | そのまま着く |
| 飛行機(羽田→広島・JALとANAで1日15便ほど) | 広島空港(約1時間20分) | 1万円台〜(直前は普通運賃で4万円台〜) | リムジンバスで約50分・1,500円 |
※新幹線とバスの運賃・時刻はYahoo!乗換案内より(2026年12月の土曜・2026年10月時点)。飛行機の便数と運賃は航空券の比較サイトとYahoo!乗換案内の普通運賃の表示より。
のぞみで広島まで約4時間
土曜の朝は、東京駅9時発の「のぞみ135号」が使いやすい列車です。品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪と停まり、広島駅には12時56分に着きます。運賃は、乗車券11,880円とのぞみの指定席の特急券7,880円で、合わせて19,760円。乗り換えが1回もないので、座席に座ったら広島まで寝ていられます。自由席なら18,380円ですが、土曜の朝の東海道新幹線は混むので、指定席を取っておきましょう。
帰りは広島15時03分発ののぞみ100号
帰りは、広島駅15時03分発の「のぞみ100号」が便利です。広島駅が始発の列車なので、発車の前からホームに入っていて、落ち着いて乗り込めます。東京駅着は18時57分で、日曜の夜を家でゆっくり過ごせる時間です。2日目は宮島から広島駅に13時50分ごろ戻る予定なので、1時間ほどの余裕があります。宮島でゆっくりしたいなら、16時台ののぞみに指定席を取りましょう。
飛行機と新幹線の比べ方
羽田から広島空港へは、JALとANAで1日15便ほど飛んでいて、1時間20分ほどで着きます。早めに買えば片道1万円台の日もありますが、直前に買う普通運賃は4万円台からです。広島空港は山の上にあり、広島駅まではリムジンバスで50分ほど、1,500円かかります。羽田までの移動と空港での待ち時間を足すと、所要時間は新幹線とほとんど変わりません。

飛行機のほうが速いし、安いこともあるって聞きますけど……。

金曜の夜に決める旅なら、値段が前日でも変わらず、駅に直接着く新幹線にしましょう。
宿は広島駅3分のヴィアインプライム

広島で泊まるなら、広島駅の前のホテルか、平和記念公園と繁華街に近い八丁堀のホテルが候補になります。このコースでは、広島駅の新幹線口にあるヴィアインプライム広島新幹線口に泊まります。2日目の宮島行きのJRにも、帰りの新幹線にも歩いて3分で乗れるからです。夜の繁華街を歩きたい人には、八丁堀のホテルインターゲート広島も紹介します。どちらも大浴場があり、1日歩いた足を休められます。
2軒の選び方
帰りと宮島への移動を楽にしたいなら、ヴィアインプライム広島新幹線口を選びましょう。駅から3分なので、1日目は着いてすぐ荷物を預け、2日目は宮島から戻ってすぐ荷物を受け取れます。夜に八丁堀や流川の繁華街で飲みたい人に合うのは、ホテルインターゲート広島です。ただし、2日目は路面電車で広島駅へ出てからJRに乗るので、朝の移動が10分ほど増えます。迷ったら、宿代が安いほうと覚えておけば大丈夫です。土曜の朝食付は、たいていヴィアインプライムのほうが3千〜6千円ほど安く出ています。
ヴィアインプライム広島新幹線口
ヴィアインプライム広島新幹線口<紅葉の湯>は、広島駅の新幹線口から西へ歩いて3分のホテルです。最上階に男女別の大浴場「紅葉の湯」があり、露天風呂もついています。大浴場は宿泊者なら無料で、15時から翌1時までと、朝6時から9時まで入れます。チェックインは15時から、チェックアウトは10時です。チェックインの前とチェックアウトのあとは、フロントの横の無料のロッカーに荷物を入れておけます。

駅前の人気のホテルだと、土曜に一人では予約できないんじゃないですか?

楽天トラベルで11月から3月の土曜を8回調べると、6回は1名で予約できました。埋まっていた2回は、2名でも満室の日でした。
宿代は、土曜の1名・朝食付で1万5千〜2万円台です。紅葉の時期の11月の土曜は3万円台まで上がるので、日付を入れて安い土曜を選びましょう。朝食は、ホテルの1階にあるコメダ珈琲店で、5種類から選べるモーニングセットです。部屋のテレビで大浴場と洗濯機の混み具合が分かるので、空いている時間を選んで入れます。
楽天トラベルの口コミでは、駅からの近さ、大浴場と露天風呂、コメダ珈琲店の朝食をほめる声が多く見られます。連休や週末の夜は大浴場が満員になり、ドライヤーの順番を待った、という声もありました。

広島駅からも歩いて程近く、雨にもあまり濡れずにチェックインできました。(中略)10階に大浴場があり、露天風呂もあって、とても良いホテルだと思います。

広島の定宿になりつつあるホテルです。今年2回泊まりました。(中略)大浴場が綺麗で旅の疲れを癒すのに最高です。

テレビで大浴場の混雑状況を見ることが出来るのですが、お盆だったので待っても待っても満員状態。混雑覚悟で行きましたが、お風呂はゆっくり入れたもののドライヤーが少なくて占領してる人がいると全く順番が回ってこず。
※楽天トラベルの口コミ(2026年の宿泊)から、一部を抜き出しています。
平和記念公園の近くならホテルインターゲート広島
夜の繁華街に近い宿がいいなら、路面電車の八丁堀電停から歩いて3分の「ホテルインターゲート広島」が候補です。最上階の14階にラウンジがあり、17時から19時のハッピーアワーにはワインやおつまみ、夜にはお茶漬けが無料で出ます。男女別の大浴場もあり、朝食は品数の多いビュッフェです。土曜の1名・朝食付は1万9千〜2万2千円台で、空いている部屋の数が多く、予約しやすいホテルです。チェックインは15時から、チェックアウトは11時で、チェックインの前とチェックアウトのあとは荷物を預かってもらえます。
口コミでは、ラウンジのサービス、朝食、八丁堀からの近さをほめる声が多い一方、フロントが最上階にある、大浴場のお湯が熱いという声もありました。広島駅からは、路面電車で10分ほどです。

何より、ハッピーアワーでいただけるワインが最高でした!(中略)チェックイン前・チェックアウト後ともに荷物を預かっていただけたので、大変助かりました。

フロントが最上階だったので、チェックイン、アウトとわざわざ行かなければいけないのが不便(中略)大浴場があるのはありがたいが、お風呂の温度が熱すぎて長く入れなかったのが残念
※楽天トラベルの口コミ(2026年の宿泊)から、一部を抜き出しています。
【1日目】お好み焼きと平和記念公園

1日目は、広島駅でお好み焼きを食べてから、宿に荷物を預けて路面電車で原爆ドームへ向かいます。原爆ドームを見たら、平和記念公園を歩いて慰霊碑に手を合わせ、平和記念資料館の展示を見ましょう。夕方に路面電車で駅へ戻り、チェックインして大浴場でひと休みします。夕食は、新幹線口から歩いて5分の店で広島の牡蠣を食べます。食事も観光も駅と路面電車で済むので、迷う場面はありません。
| 時刻 | 予定 |
|---|---|
| 9:00 | 東京駅からのぞみ135号 |
| 12:56 | 広島駅に着く |
| 13:00〜13:40 | 駅ビルekieの「麗ちゃん」でお好み焼き |
| 13:50 | ヴィアインプライムのロッカーに荷物を入れる |
| 14:05 | 広島駅電停から路面電車(2号線・6号線) |
| 14:25〜14:50 | 原爆ドーム・平和記念公園 |
| 14:50〜16:30 | 平和記念資料館 |
| 16:48 | 原爆ドーム前電停から路面電車で広島駅へ |
| 17:20 | チェックイン・大浴場 |
| 18:30〜20:00 | 「かき傳」で夕食 |
※新幹線と路面電車の時刻はYahoo!乗換案内(2026年12月の土曜)より。
広島駅で麗ちゃんのお好み焼き
お昼は、広島駅の駅ビル「ekie(エキエ)」の1階にある「麗ちゃん(れいちゃん)」で、広島のお好み焼きにしましょう。新幹線の改札から歩いて2分ほどで、11時から22時まで開いています。そばを重ねて焼く広島のお好み焼きが、1人1,300円前後です。予約はできませんが、並んでいる間に注文を取ってくれるので、週末でも10〜15分ほどで座れます。席は33席で、カウンターが11席あり、一人でも入りやすい店です。カウンターでは、鉄板の上でヘラで食べるか、お皿に移してもらうかを選べます。満席なら、同じekieの「いっちゃん」(11時〜21時)に切り替えましょう。食べ終わったら、新幹線口から3分のヴィアインプライムへ歩いて、フロントの横のロッカーに荷物を入れます。
路面電車で原爆ドームと平和記念資料館へ
広島駅電停から2号線か6号線に乗り、20分ほどで原爆ドーム前電停に着きます。原爆ドームを見たら、元安橋を渡って平和記念公園へ入りましょう。原爆の子の像、原爆死没者慰霊碑と歩くと、慰霊碑の向こうに平和記念資料館が見えます。資料館は7時30分に開き、閉館は3月から11月は19時(8月は20時)、12月から2月は18時です。入館料は大人200円で、見学には1〜2時間ほどかかります。夕方の1時間(12月から2月は16時30分から17時30分)は、WEBで予約した人しか入れません。最後の入館は閉館の30分前です。このコースのように15時ごろに入れば、窓口で当日券を買って入れます。混む日は待たずに入れるよう、公式サイトでWEBチケットを先に買っておくこともできます。
夕食は新幹線口のかき傳で牡蠣
資料館を出たら、原爆ドーム前電停から路面電車で広島駅へ戻り、チェックインして大浴場で休みましょう。夕食は、新幹線口から歩いて5分の「かき傳(かきでん)」へ。広島の牡蠣を、焼き牡蠣(720円)、カキフライ(小900円)、磯辺焼きなど、いろいろな食べ方で出す店です。冬は広島のブランド牡蠣「かき小町」、夏は岩ガキを使うので、季節を問わず牡蠣を食べられます。土曜の夜は17時から22時(最後の注文は21時30分)まで開いていて、休みは日曜です。店の案内に「お一人様OK」とあり、料理の量も加減してもらえるので、一人でも頼みやすい店です。予算は1人5千〜6千円ほどで、予約もできます。満席なら、新幹線口から歩いて1分の「かき小屋 豊丸水産 広島新幹線口店」(16時〜翌1時・年中無休・予約可)で、焼き牡蠣を食べましょう。こちらは1人3千〜4千円台です。
【2日目】朝の宮島と厳島神社

2日目は、朝食のあとJRで宮島口へ向かい、フェリーで宮島へ渡ります。人の少ない朝のうちに厳島神社へお参りして、表参道商店街で食べ歩きをしましょう。お昼は本土側の宮島口へ戻り、宮島名物のあなごめしです。宮島口から広島駅へ戻ったらホテルで荷物を受け取り、15時03分ののぞみで帰ります。宮島の観光客は昼に向けて増えるので、朝9時台に渡るのが、混雑を避ける一番の方法です。
| 時刻 | 予定 |
|---|---|
| 7:00〜7:45 | 朝食(1階のコメダ珈琲店) |
| 8:10 | チェックアウト・荷物をロッカーへ |
| 8:30 | 広島駅からJR山陽本線 |
| 8:58 | 宮島口駅に着き、桟橋へ歩く |
| 9:10 | JR西日本宮島フェリー(大鳥居便) |
| 9:20 | 宮島桟橋に着く |
| 9:40〜10:30 | 厳島神社 |
| 10:30〜11:15 | 千畳閣・五重塔・表参道商店街 |
| 11:20 | フェリーで宮島口へ |
| 11:35 | 「あなごめしうえの」で名前を書いて待つ |
| 12:30〜13:10 | あなごめし |
| 13:20 | 宮島口駅からJR山陽本線 |
| 13:47 | 広島駅に着き、ホテルで荷物を受け取る |
| 15:03 | 広島駅からのぞみ100号 |
| 18:57 | 東京駅に着く |
※時刻はYahoo!乗換案内(2026年12月の日曜)とJR西日本宮島フェリーの公式サイトより。
朝8時台のJRとフェリーで宮島へ
朝食は、ホテルの1階のコメダ珈琲店で、5種類から選べるモーニングセットです。チェックアウトしたら、フロントの横のロッカーに荷物を入れて、身軽になって出かけましょう。広島駅8時30分の山陽本線に乗れば、8時58分に宮島口駅に着きます。駅から桟橋へは歩いて5分ほどです。フェリーはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が出ていて、どちらも10分ほどで宮島に着きます。JRのフェリーの宮島口発9時10分から16時10分の便は、大鳥居に近づいて走ります。海の上から大鳥居を正面に見られるので、行きはJRの船に乗りましょう。運賃は片道200円で、行きだけ宮島訪問税の100円が加わり、交通系ICカードなら改札で一緒に引き落とされます。
厳島神社と表参道商店街
宮島桟橋から海沿いを15分ほど歩くと、厳島神社です。朝6時30分から参拝でき、閉まる時刻は季節で変わります(12月は17時、1月4日から2月は17時30分、3月から10月14日は18時、10月15日から11月は17時30分)。昇殿料は大人300円です。海の上に建つ朱色の回廊を歩き、本社にお参りして、回廊の先の海に立つ大鳥居を眺めましょう。神社を出たら、高台の千畳閣(8時30分〜16時30分・100円)と五重塔に上り、表参道商店街を歩いて桟橋へ戻ります。商店街では、もみじ饅頭に衣をつけて揚げた「揚げもみじ」や、店先で焼いた焼き牡蠣を食べ歩きできます。お昼に向けて人が増えるので、11時台のフェリーで宮島口へ戻るのがこのコースの組み方です。

宮島口であなごめしを食べて広島駅から帰る
宮島口の桟橋から歩いて2分の「あなごめしうえの 宮島口本店」は、宮島のあなごめしの発祥とされる明治34年創業の店です。焼いたあなごをたれで炊いたご飯にのせたあなごめしが、並で2,800円です。食堂は10時から19時(水曜は18時)まで開いていて、休みはありません。1階の食堂は予約できないので、着いたら店の隣の待合室で名前と人数を書き、座って順番を待ちます。お昼どきの待ち時間は20分から1時間ほどです。待つ時間がないときは、同じ店で売っている「あなごめし弁当」を買って、帰りの新幹線で食べましょう。食べ終わったら宮島口駅13時20分の山陽本線で広島駅へ戻り、ホテルのロッカーの荷物を取って、15時03分ののぞみ100号で東京へ帰ります。
広島・宮島1泊2日の費用は約7万円

このコースの総額は、12月の土曜にヴィアインプライム広島新幹線口へ朝食付で泊まる例で約7万円です。いちばん大きいのは新幹線の往復で、3万9千円ほど。宿は朝食付で1万7千円ほどです。予算の3〜5万円より2万円ほど高くなりますが、そのぶん原爆ドームと厳島神社の2つの世界遺産を、急がずに回れます。夕食を豊丸水産の焼き牡蠣にすれば、総額は約6万8千円まで下がります。内訳は、交通費、宿代、食事と入場料の順に見ていきましょう。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 東京→広島(のぞみ135号・指定席) | 19,760円 |
| 昼食(麗ちゃん・お好み焼き) | 1,300円 |
| 路面電車(広島駅⇔原爆ドーム前の往復) | 480円 |
| 平和記念資料館 | 200円 |
| ヴィアインプライム広島新幹線口(土曜の1名・朝食付) | 17,520円 |
| 広島県の宿泊税 | 200円 |
| 夕食(かき傳) | 5,500円 |
| JR山陽本線(広島⇔宮島口の往復) | 840円 |
| フェリー(行き300円・帰り200円) | 500円 |
| 厳島神社・千畳閣 | 400円 |
| 揚げもみじなどの食べ歩き | 500円 |
| 昼食(あなごめしうえの・並) | 2,800円 |
| 広島→東京(のぞみ100号・指定席) | 19,760円 |
| 合計 | 69,760円 |
※宿代は楽天トラベルの土曜の料金(2026年12月)で、時期で上下します。昼食と夕食は目安です。フェリーの行きには宮島訪問税100円を含みます。
交通費は往復で約4万1千円
東京から広島までは、のぞみの指定席で片道19,760円です。往復の39,520円に、現地の路面電車、JR、フェリーの1,820円が加わります。現地の交通費は2日間で2千円もかかりません。新幹線を自由席にすれば、往復で2,760円安くなります。なお、のぞみの指定席は、2027年7月1日に買う分から東京〜広島が20,620円に上がります。
宿は朝食付で1万5千〜2万円台
ヴィアインプライム広島新幹線口の土曜の1名・朝食付は、12月から3月はおおむね1万5千〜2万円台です。秋の紅葉の時期や、市内で大きな催しがある土曜は3万円台まで上がり、満室になる日もあります。日付を入れて、朝食付が2万円を切る土曜を選ぶと、総額が7万円台に収まります。宿代とは別に、広島県の宿泊税が1泊200円です。
食事と入場料で約1万1千円
朝食は宿に含まれるので、外で払うのは2日分のお昼と1日目の夕食です。お好み焼き、牡蠣の夕食、あなごめしで9,600円ほど。揚げもみじなどの食べ歩きを入れて、食事は約1万円です。入場料は、平和記念資料館、厳島神社と千畳閣で600円しかかかりません。見どころの入場料が安いのが、広島・宮島の旅の良いところです。
広島・宮島の一人旅でよくある質問

最後に、広島・宮島の1泊2日でよく迷うところをまとめました。宮島へ行く日、宮島に泊まるかどうか、大鳥居まで歩ける時間、尾道や呉に寄る場合、弥山、季節の違い、雨の日についてです。どれも、予約の前に気になりやすいところです。答えはどれも、このコースを少し入れ替えるだけで済む形にしました。行く日が決まっている人は、季節と大鳥居の質問から読むと決めやすくなります。
宮島へ行くのは1日目と2日目のどっち?
宮島は、2日目の朝に行きましょう。1日目は広島駅に着くのが13時ごろで、宮島に渡れるのは14時30分すぎになります。12月の厳島神社は17時に閉まり、急ぎ足の参拝になりがちです。2日目の朝9時台なら、昼から増える観光客の前に、落ち着いてお参りできます。
宮島に泊まるのはあり?
宮島に泊まれば、夜の大鳥居や朝の静かな参道を見られます。ただ、島の宿は数が少なく、楽天トラベルで土曜の1名を調べると、予約できる日はわずかでした。予約できても、2食付で4万〜5万円台の宿がほとんどです。広島駅に泊まって朝のフェリーで渡れば、宿代を抑えたまま、朝の宮島を歩けます。
大鳥居の下まで歩いて行ける時間は?
大鳥居の下まで歩いて行けるのは、潮位が100cmを下回る時間です。反対に、潮位が250cmを上回ると、社殿が海に浮かんで見えます。宮島観光協会の公式サイトの潮位のページで、日付を選ぶと、その日の「大鳥居散歩」と「海上社殿」の時間帯が出ます。金曜の夜に、日曜の時間帯を見ておきましょう。朝に歩ける日なら、厳島神社のあとに大鳥居の下まで歩いてみるのもおすすめです。
尾道や呉にも寄れる?
尾道へは、広島駅から新幹線のこだまで三原駅へ出て、山陽本線に乗り換えて1時間10分ほど(2,510円)です。呉へは、広島駅からJR呉線で35〜45分(510円)です。どちらも半日はかかるので、このコースに入れるなら、もう1泊足して2泊3日にしましょう。宮島と原爆ドームに尾道まで1泊2日で回ると、移動の時間ばかりが長くなります。尾道の回り方は、尾道1泊2日モデルコースにまとめています。
弥山(ロープウエー)にも登れる?
弥山は、宮島の中央にそびえる山です。山頂からは瀬戸内海の島々を見渡せます。紅葉谷公園の奥にある紅葉谷駅から、宮島ロープウエーで上れます(往復2,000円)。ふもとから紅葉谷駅までは、ロープウエーの無料の送迎バスもあります。ロープウエーの往復と山の上の観光で約1時間、山頂まで歩くとさらに往復約1時間かかります。寄るなら、宮島での時間を2〜3時間増やし、帰りののぞみを17時台にしましょう。
季節で何が変わる?
コースはどの季節も同じで、変わるのは閉まる時刻と宿代です。平和記念資料館は12月から2月だけ18時に閉まり、16時30分からはWEB予約だけになります。厳島神社が閉まるのは、12月が17時、夏が18時です。11月の紅葉の時期は宮島がいちばん混み、広島駅前の宿も3万円台になります。かき傳の牡蠣は、冬はかき小町、夏は岩ガキで、生牡蠣と鍋は冬だけです。夏は日差しが強いので、宮島では帽子と飲み物を持ちましょう。
雨の日はどうする?
雨の日も、予定はほとんど変わりません。平和記念資料館は屋根の下で、路面電車は電停の目の前に着きます。厳島神社は回廊に屋根があるので、雨の中でも濡れずにお参りできます。フェリーは雨でも運航していて、止まるのは台風や高潮のときくらいです。宮島の表参道商店街はアーケードがないので、折りたたみ傘を持っていきましょう。
まとめ

広島・宮島の1泊2日は、東京からのぞみ1本、約4時間です。1日目は、広島駅でお好み焼きを食べて、路面電車で原爆ドームと平和記念資料館へ。広島駅から3分のヴィアインプライム広島新幹線口に泊まり、大浴場で休んだら、夜は牡蠣を食べます。土曜も一人で、朝食付で泊まれました。2日目は朝8時台のJRとフェリーで宮島へ渡り、厳島神社にお参りして、宮島口のあなごめしを食べてから、15時03分ののぞみで帰ります。総額は約7万円です。今週末を2つの世界遺産で過ごしたいなら、金曜の夜に宿を予約して、土曜の朝に出かけましょう。
- 東京から広島までのぞみで約4時間
- 原爆ドームへは路面電車で約20分・240円
- 宮島へはJRとフェリーで約45分
- 宿は広島駅から3分のヴィアインプライム広島新幹線口
- 土曜も1名・朝食付1万5千円台から
- 1日目は平和記念公園、2日目は朝の宮島
- 行きはJRのフェリーで大鳥居に近づく
- 総額の目安は約7万円
写真:Wikimedia Commonsより。「Hiroden Hiroshima-STA Platforms」MaedaAkihiko(CC0)、「Shinkansen N700 set X52 at Hiroshima Station 2025-03-27」Eric Salard(CC BY-SA 2.0)、「Minamoa2階に乗り入れる広島駅停留場」Ricekun(CC BY-SA 4.0)、「A-Bomb Dome 2023」Luca.M96(CC BY-SA 4.0)、「Torii of Itsukushima Jinja 05」「Okonomiyaki in Hiroshima 02」ノボホショコロトソ(CC BY 4.0)。宮島の写真(アイキャッチ・焼き牡蠣・よくある質問とまとめのバナー)は筆者撮影(2020年10月)。人の顔をぼかし、文字を入れています。




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